人々の集う場所にAEDを! デフィブリーるの会 |
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AEDとは? |
AED(Automated External
Defibrillator)とは、”自動体外式除細動器”のことを指します。 ◇心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器です。 ◇コンピューターを内蔵し、電極を胸に貼ると心電図を自動的に解析し、心室細動か否かを判断 し、機械が電気ショック(通電)を指示します。 ◇世界で市販されている一般人が行うパブリック・アクセス除細動(PAD:Public Access Defibrillation)用の除細動器は、患者発見時に処置できるように、総重量2〜3kg.の小型軽量化が計られてきています。 ◇欧米では、病院や救急車のほか、パトカー、航空機、空港、スポーツ施設、カジノ、ゴルフ場、フェリー等での導入が進んでいます。 AED(自動体外式除細動器)普及を推進する会 様のHPより、抜粋。 |
心室細動とは (解説 デフィブリーるの会 会長 渡辺英二郎) |
除細動とは? 除細動とは、主に心筋梗塞が原因で起こる心室細動を電気的刺激で正常の脈動に戻す治療 心筋梗塞とは? 心臓に酸素を送る血管である冠動脈が詰まってしまい、心臓の動きが悪くなる状態。 詰まる血管の場所にもよるが、心室細動などの致命的な不整脈の原因になることが多い。 心室細動とは? 心臓全体が痙攣していて正常の拍動がない、つまり心停止している状態。通常、発症から数十秒で意識が消失し呼吸も止まる。直ちに心肺蘇生術をしないと命が危険である。3分以内に心臓マッサージをしないと命が助かったとしても脳に重い障害が残る。 心肺停止状態とは? 心臓の拍動と呼吸が両方とも止まっている状態。心肺停止状態の初期においては脳死にはなっていない。よって、少なくとも現代の考えかたでは「心肺停止状態=死」ではない。 心肺蘇生術とは? 心臓マッサージと人工呼吸を同時に行い、心肺停止状態でも生命が維持できるようにする処置。院外発症の心室細動ではバイスタンダー(近くに居合わせた人)による心肺蘇生術の有無がその後の治療効果に最も大きく影響する。蘇生の「蘇」の字は、死者を生き返らせる、の意味があるが心肺停止状態では不適切な言葉かも知れない。真の死である脳死状態からの蘇生はありえない。蘇生術は生死の境から生のほうへ連れ戻す行為である。 バイスタンダ-(近くに居合わせた人) 心臓突然死(突然死ぬ危険の高い心臓の病気)から人命を助けるのに必要なのは、第1にバイスタンダーによる一刻も早い心肺蘇生術の実施、第2に早期の除細動、である。いくら除細動器が設置されても発症から3分以内に除細動できることは極めて稀なので、除細動器が到着するまでに適切な心肺蘇生が行われることが最重要である。 |
AEDを取り巻く 国の主な動き | ||||||||||||||||||||
AED(自動体外式除細動器)普及を推進する会 様のHPより、抜粋。 |
報道など |
・一般の使用も可能に 最新医療情報-MEDICAL NEWS- 共同通信社 -2004.0930 http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0930shinzo.html ・救急の日・救急医療週間 「救える命」を救うために[PDFファイル] (オンライン広報通信 2004年9月号 内閣府大臣官房政府広報室) |